パン・ド・エッセのこだわり

Pain d’Esse

店名の「Pain d’Esse」は
「食事のパン」という意味があります。

もっと暮らしの中でパンを食べてもらいたい。
毎日の食卓にもパンとパスタとワインで...
といった新しい生活提案ができるパンを作りたい。
そんな願いを込めて、この名前を付けました。

「パン・ド・エッセじゃないと。」
そう言っていただけるようになることが、
私たちの目標です。

ただ美味しいだけでは物足りません。 私たちが目指すのは、来るだけで楽しい気分に満たされ、新しい発見や驚きに出会えるパン屋さんになることです。 そして素材にも製法にも、とことんこだわり抜いた安心・安全なパンや、アレルギーをお持ちの方にも笑顔で召し上がっていただきたい。そんな想いを胸に、懸命に試行錯誤を繰り返しながら、皆様に自信を持ってお届けできるパンを創り続けています。是非、ご賞味ください。

POLICY

こだわりの素材を
こだわりの窯で焼き上げた
「匠の味」

素材へのこだわり

小麦と水、少々の塩と天然酵母。
シンプルな素材で焼き上げる、優しいパン。

日本ではパンは嗜好品としてのイメージが強いかもしれませんが、ヨーロッパではお米のように、パンが日々の主食として親しまれてきました。シンプルな材料――小麦、水、少量の塩、そして天然酵母だけで焼き上げたパンは、香ばしい風味と噛むたびに深まる味わいが特徴で、毎日食べても飽きない優しさを持っています。
私たちは、小さなお子様からご年配の方まで安心して召し上がっていただけるよう、余計な添加物を一切使用せず、素材本来の美味しさを大切にしています。
パン作りは、古代から発酵技術とともに人々の生活に寄り添ってきました。長い歴史に培われたこの伝統に敬意を払い、私たちは一つひとつのパンを心を込めて丁寧に焼き上げています。ぜひ、厳選された素材が織りなす本物の味わいをご堪能ください。

窯へのこだわり

欧州の伝統的な石窯で
香ばしいパンづくり

パン・ド・エッセには2種類のパン焼き窯があります。ひとつは通常の窯、そしてもう一つは、天然の大谷石を使用した石窯。美味しさと一緒に、そのパンが持つ歴史も味わって欲しいから、欧州で食されている“ハード系パン”は自家製石窯で作っています。

カンパーニュやライ麦パンなど、伝統パンには味や形それぞれに由来と意味があります。パンを焼く窯も、それらが最適に焼けるよう発展してきました。
薪をくべて輻射熱で焼くのが伝統的な石窯なのですが、これは煙とススが出るため、今の時代ではなかなか使うことができません。そのため、パン・ド・エッセでは熱源は電気を使用しながら、焼き床には大谷石を使用し、高温で石から出る遠赤外線効果と共にしっかり焼き上げています。これにより皮は香ばしく、中はしっとりとした食べごたえのあるパンが焼き上がるのです。
また、天然酵母は開業時に起こした“パン種”を今日まで1日も欠かすことなく種継ぎしながら使い続けています。
全てを昔のままに再現するのは難しいですが、「この時代で、出来る限りの伝統を受け継いだパン」を提供し続けていきたいと考えているのです。