パン・ド・エッセへようこそ

パン・ド・エッセの想い

こだわりの素材・こだわりの釜で焼き上げています

「パン・ド・エッセ」という名前はフランスの言葉で、直訳すると「食事のパン」という意味があります。
もっと暮らしの中でパンを食べてもらいたい。 わが家の夕食にもパンとパスタとワインで、といった新しい生活提案ができるパンを作りたい。 そんな願いを込めて、この名前を付けました。
でも、ただ美味しいだけでは物足りません。 私たちの目指すのは、来るだけで楽しい気分に満たされ、新しい発見や驚きに出会えるパン屋さんになることです。 そして素材にも製法にも、とことんこだわり抜いた安心・安全なパンや、アレルギーをお持ちの方にも笑顔で召し上がっていただけるパンを作ることです。 つまり「パン・ド・エッセじゃないと。」と言っていただけるようになることが、私たちの目標なのです。 そんな想いを胸に、懸命に試行錯誤を繰り返しながら、皆様に自信を持ってお届け出来るパンを創り続けています。
是非、ご賞味ください。

こだわりの『匠の味』

  1. 日本では、パンといえば「お菓子」のイメージが少なからずあります。
    実際、パン・ド・エッセでも甘いパンは高い人気です。しかし、日本の主食で古くからお米があるように、ヨーロッパではパンが食べられてきました。
    小麦と水、少々の塩と天然酵母のみで焼き上げるそれらのパンは、シンプルながら香ばしく、噛むほどに深い味わいが広がります。
    皆で取り分けながら食べていたことから、サイズの大きいパンが多いのも特徴のひとつ。フランスやドイツといった国境がまだなかった頃から、人々は発酵を知り、パンを生きる糧にしてきたのです。
  2. パン・ド・エッセには2種類のパン焼き窯があります。
    ひとつは通常の窯、そしてもう一つは、天然の大谷石を使用した石窯。
    美味しさと一緒に、そのパンが持つ歴史も味わって欲しいから、
    欧州で食されている“ハード系パン”は自家製石窯で作っています。
  3. カンパーニュやライ麦パンなど、伝統パンには味や形それぞれに由来と意味があります。パンを焼く窯も、それらが最適に焼けるよう発展してきました。
    薪をくべて輻射熱で焼くのが伝統的な石窯なのですが、これは煙とススが出るため、今の時代ではなかなか使うことができません。そのため、パン・ド・エッセでは熱源は電気を使用しながら、焼き床には大谷石を使用し、高温で石から出る遠赤外線効果と共にしっかり焼き上げています。これにより皮は香ばしく、中はしっとりとした食べごたえのあるパンが焼き上がるのです。
    また、天然酵母は開業時に起こした“パン種”を今日まで1日も欠かすことなく種継ぎしながら使い続けています。
    全てを昔のままに再現するのは難しいですが、「この時代で、出来る限りの伝統を受け継いだパン」を提供し続けていきたいと考えているのです。

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